クローゼットの余白は、心の余白
- 2020/01/09
- 19:39
冬のクローゼット
(撮影時に着用しているものと、洗濯中のものもあり)
ここへ越してきた当時は(12年前)このクローゼットは、私が若い頃着ていたサイズの合わないスーツや、夫が叔父にもらったという何十年も前の冬物アウターなどなど、着ることはもうない衣類がぎっしり並んでいた。
着ないものしかないから、クローゼットを開けることもなく、今思えばゴミ箱の役割だった場所…
埃がたまり湿気もたまり、衣類をカビさせた。
私の心も、そんなだった気がする。
あの頃は、心に積もった埃に気がつかない私だったし、不快だと感じたこともなかった。
比較できる過去がある今は、全ての物事への執着にまみれたあの頃の自分をはっきり認識できる。
あきらかなゴミさえ捨てなかった「不安」の正体は、その「あきらかなゴミ」から知らず知らずに受けていた負のパワーだったことも、全て捨て去った今ならわかる。
少ない今のほうが、心も暮らしもずっと豊か。
クローゼットの余白は、心の余白。
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